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主要成分

大黄[神農本草経]
性味:苦・寒

薬理作用:
1.瀉下作用
 アントラキノン配糖体による下剤作用がある。

2.抗菌作用
 多くのグラム陽性菌とある種のグラム陰性菌に対し抗菌作用を示す。 アロエエモジン、エモジン及びレインなどのアントラキノン誘導体による。 黄色ブドー球菌、連鎖球菌、ジフテリア菌、枯草菌、炭疽菌、チフス菌、パラチフス菌、赤痢菌に対して有効。

3.抗腫瘍作用
黒色肉腫(エモジン、レイン)、乳線腫、エールリッヒ腹水癌に対し有効。

4.その他
 欝血や水腫、化膿性疾患、腹中の硬結、急性結膜炎、鼻血などに有効。

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